一般社団法人クラウドサービス推進機構のブログ

一般社団法人クラウドサービス推進機構は2013年8月に設立された。中小企業のIT経営にクラウドが有効であるとに言われ続けてきたが、しかし、クラウド活用はなかなか進まない。
どうしたらよいか、何が問題か、このブログで考えていきたい。

2013年12月29日日曜日

クラウド時代にSIerは生き残れるのか

クラウド中心のビジネスが主流になると、これまでのSIビジネスがなくなり、それを生業にしているIT企業は、つぶれると、まことしやかに言われることがある。そのため、顧客に向かって、クラウドが時期尚早だ、セキュリティがアブないと、あたかも黒船襲来とばかりに、抵抗勢力になっているというのだ。
そしてパッケージベンダーも、同じように、抵抗しているというのだ。
そんなバカなことがあるわけもない。まるで、顧客が振り込め詐欺にあっているような言い方だ。それは日本の顧客があたかもあほだといっているに等しい。そんなことがあろうはずもない。

2013年12月18日水曜日

ERPの時代は終わったのか

ERPは基本的にクライアントサーバー時代のソリューションであって、web時代には向かない、そんな
考えが、最近、頭から離れない。
1993年ごろ、まだ、ERPが日本で認知されていない頃、つぎのような文章を書いたことがある。

ERPは1991年に米国の調査会社であるガートナーグループが新しいビジネスシステムアーキテクチャーとして提唱した。・・・GUI、SQL、第4世代言語、クライアントサーバーコンピューティング、多重データベースサポートという最新の情報技術をベースとしている。

つまりERPとは、それまでの汎用コンピュータを前提とした情報システムからクランアントサーバーへの移行を円滑に行なう意義が認められる。


2013年11月26日火曜日

YouTube活用で売り上げが3倍に増えた伸和工業

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20131120/519291/?act01

いままでのホームページの効果は限定的です。アピール度と内容の改善のため、動画配信が効果的であることは間違いありません。


「GoogleにとってYouTubeは、マネタイジングのための新手の広告媒体になるためか、検索エンジンの上位で優遇しているようです。伸和工業もYouTubeに236本の動画を掲載しています。もちろんすべて無料です。」

2013年11月5日火曜日

「セルフアンケート「Questant」

「セルフアンケート「Questant」で企業の迅速な意思決定をアシスト――マクロミルが新事業に参入」

これは優れモノです。仕事がら、学生にアンケートを取るときに、自分で質問を作りwebで答えてもらっています。こういう昨日こそ、クラウドサービスとして有用と思います。


http://www.advertimes.com/20131105/article131102/

2013年10月3日木曜日

中小企業向けクラウド帳票ソリューション~かんたんに帳票出力

http://japan.cnet.com/release/30054074/

クラウドで業務アプリを手軽に作成できる「kintone」と、帳票ソリューションとして実績豊富な「SVF」との連携により、帳票設計を簡単かつ安価に実現し、これまで導入が困難であった中小企業にとって導入しやすい帳票ソリューションを提供します。」
ERPんぼ時に、日本企業がいちばん元pめていた機能のひとつが出力の柔軟性でした。クラウドビジネスアプリでもやはり有効ですね。もちろん、業務の改革をしてからクラウド化すべき事は当然で、不要な帳票をカストマイズしたなど、あってはならないのです。そこがm、あた、専門家の知恵の出しどころですね。


2013年9月30日月曜日

「中堅中小企業のクラウド利用は間違いなく広がる」

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1309/27/news077.html


こんなうれしい調査があったのですね。

「同調査によると、日本のSMB向けクラウドサービス市場は2013年夏時点で1680億円規模(前年比25%増)。2016年には2560億円規模まで拡大する見込みだという。」

根拠が少々、あいまいなのが気になりますが。
「SMB1社当たりが利用するクラウドサービスの増加を挙げる。スティーンCEOによると、09年時点でSMBは1社当たり平均1個のクラウドサービスを利用していたが、13年には平均2.5個に増加しており、16年には平均5.1個になると見込まれるという。」

クラウドサービスを1個、2個と数える感覚ですが、でも、きっとこれは訳の問題でもあるようにおもいます。

覚えておきましょうね。2000億円で年率25%伸びるのだと


2013年9月5日木曜日

中小企業のニーズって

中小企業は400万社あるという。確かだろうけど。その企業群が何を考えているか、そのニーズをクラウドがとらえていないと言うけれど、そもそも400万社に、たとえアンケートができて、全部回答があったとして、何なのだろうか。多くの経営意欲のない会社、形だけの会社、そして個人営業の会社、その平均を取ること、その全体のニーズを知ることに、どれほど価値があるのだろうか。

再度、中小企業のニーズってなんだろう。遅れているといいっても、形だけの会社の実態をもとに遅れているというのははたして正しいのだろうか。私たちが大事にしたいのは、経営意欲のある中小企業、継続して事業展開しようとしている会社、その中小企業の悩みを聞くことが重要だ。はたしてその数はいくつが妥当なのだろうか。

今回、クラウドサービス推進機構という団体を作って、中小企業のユーザー会を運営してみようと思い立った。その目標の数をとりあえず3万社と設定した。明確な根拠はない。ただ、ある外資企業が、日本の中小企業ニーズをもとに日本法人に投資て欲しいと米国本社に提案する時、日本の中小企業3万社が、そう言うニーズを持っていると言ったら、アピールできると言ってくれたからだ。

クラウドサービスが実質的にリーチする対象を3万社とする。クラウドサービス実施への勘だ。
そこから活動開始だ。

2013年8月30日金曜日

スマホクレジットのクラウドサービス活用

先日、スクエア社を訪問した。今話題沸騰のスマホクレジットのサービス会社だ。
仕組みは簡単だ。スマホあるいはipadに簡単なスキャナーを付け、クレジットカードをスキャンするだけ。
https://squareup.com/jp

誰でも、いろいろな活用が考えられるだろう。
しかし、大事なのはその先だ。
アプリを活用すれば、店舗管理に活用できるjことだ。
まず、アプリでレジ機能を付加できる。商品メニューをクリックすれば売り上げが自動的に計算できる。商品別の今日の売り上げは簡単に入手できる。つまりレジ+クレジット処理が可能になる。
当然、販売管理のクラウドサービスと連携すれば、販売分析、会計処理につながる。売り上げ時点でのデジタル化は、店舗のIT経営の入口だ。
これがなぜ、簡単にできなかったのか。CAT端末の費用、店舗の与信などなど、地位様テンポが利用するには、ハードルが高かったのだ。
もちろん、現金支払いのために現金引き出し機(ドロワー)を付ければ、通常のレジになる。
これは一見、クレジットスキャナーという機器の話に見えるかもしれない。しかし、この本質はクラウドサービスであることはちょっと考えればすぐわかる。

これこそクラウドのキラーサービスといえる。わかりやすく、効果が見え、他のサービスへ導く。
今度、いつもの理髪店にいったら提案してみよう。ipadはすでに子供用に持っているのですから。

2013年8月29日木曜日

売上向上ツールとしてのクラウド

昨日、「アスキークラウド」の編集長と話しました。
日本の人口が確実に減少するのが分かっているので、ITを使って効率化しても、もはや中小企業でさえ、意味がない。縮小均衡で、売り上げが減少すれば、基本的にコストが減っても価値がない。
必要なのは、売上をあげる工夫、ビジネスモデルの創造しかない。
ITを使ってどんな新しいビジネスが実現できるか、を考えなければ、ITへの投資自体が減少するのは当然だ。いま、そうなりつつある。IT投資が確実に減っている。

2013年8月25日日曜日

中小企業の経営のイノベーションをクラウドで解決したい

一般社団法人クラウドサービス推進機構を8月6日に設立しました。
この団体への思いは、日本の中小企業の経営のイノベーションをクラウドを用いて解決することで、それを日本の産官学連係で支援したいと思っています。

このブログでは、クラウド活用上の中小企業の困りごと、質問、悩み、そして役立ちそうなトッピクスを投稿します。
ぜひ、ご参加ください。

2013年8月1日木曜日

中小企業は、クラウドにむいていないのか、

クラウドの効果は中小企業にこそ大きいと言われるが普及されていないという声は大きい。しかし、スマホ、iPadなど最新のIT機器、サービスは、子供でさえ使用している。では中小企業はそれ以下だというのだろうか、
事実はどうなのだろうか。