一般社団法人クラウドサービス推進機構のブログ

一般社団法人クラウドサービス推進機構は2013年8月に設立された。中小企業のIT経営にクラウドが有効であるとに言われ続けてきたが、しかし、クラウド活用はなかなか進まない。
どうしたらよいか、何が問題か、このブログで考えていきたい。

2013年9月30日月曜日

「中堅中小企業のクラウド利用は間違いなく広がる」

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1309/27/news077.html


こんなうれしい調査があったのですね。

「同調査によると、日本のSMB向けクラウドサービス市場は2013年夏時点で1680億円規模(前年比25%増)。2016年には2560億円規模まで拡大する見込みだという。」

根拠が少々、あいまいなのが気になりますが。
「SMB1社当たりが利用するクラウドサービスの増加を挙げる。スティーンCEOによると、09年時点でSMBは1社当たり平均1個のクラウドサービスを利用していたが、13年には平均2.5個に増加しており、16年には平均5.1個になると見込まれるという。」

クラウドサービスを1個、2個と数える感覚ですが、でも、きっとこれは訳の問題でもあるようにおもいます。

覚えておきましょうね。2000億円で年率25%伸びるのだと


2013年9月5日木曜日

中小企業のニーズって

中小企業は400万社あるという。確かだろうけど。その企業群が何を考えているか、そのニーズをクラウドがとらえていないと言うけれど、そもそも400万社に、たとえアンケートができて、全部回答があったとして、何なのだろうか。多くの経営意欲のない会社、形だけの会社、そして個人営業の会社、その平均を取ること、その全体のニーズを知ることに、どれほど価値があるのだろうか。

再度、中小企業のニーズってなんだろう。遅れているといいっても、形だけの会社の実態をもとに遅れているというのははたして正しいのだろうか。私たちが大事にしたいのは、経営意欲のある中小企業、継続して事業展開しようとしている会社、その中小企業の悩みを聞くことが重要だ。はたしてその数はいくつが妥当なのだろうか。

今回、クラウドサービス推進機構という団体を作って、中小企業のユーザー会を運営してみようと思い立った。その目標の数をとりあえず3万社と設定した。明確な根拠はない。ただ、ある外資企業が、日本の中小企業ニーズをもとに日本法人に投資て欲しいと米国本社に提案する時、日本の中小企業3万社が、そう言うニーズを持っていると言ったら、アピールできると言ってくれたからだ。

クラウドサービスが実質的にリーチする対象を3万社とする。クラウドサービス実施への勘だ。
そこから活動開始だ。